お知らせ

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日本船舶海洋工学会が主催する「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」において、新船「あいしま」が小型客船部門賞を受賞し、7月19日に東京都の海運クラブにて授賞式が行われました。

小型客船部門賞を受賞いたしました「あいしま」は、萩~相島航路に就航した小型フェリーで、このサイズのフェリーでは初となる垂直船首方式(三菱特許)の新船型を採用して推進性能の向上を図っている他、冗長性及び狭い港内での操船性に配慮して2機2軸2舵方式を採用すると共に、バウスラタ及びフラップ舵を装備している。また利用者の高齢化に対応したバリアフリー設備及び横揺れを軽減するためのフィンスタビライザを装備している。



 8月6日㈰、相島航路の新船(フェリー)「あいしま」の竣工を記念して、萩海運所属の新船(フェリー)「あいしま」、大島航路フェリー「はぎおおしま」、見島航路高速船「ゆりや」及び萩海上保安署巡視艇「はぎなみ」の4隻による体験航海を行いました。
 4隻の船が一堂に会した体験航海は初めてのことです。
 乗船者は事前に応募された方から抽選により決めさせていただきました。
 オープニングセレモニーでは、来賓の方や萩海運代表取締役による餅まきも行われました。
 午前10時発の1便から午後2時発の計8便が運航され、普段見慣れない景色を楽しんでいただきました。


 萩海運有限会社は、相島~萩間を運航している貨客船「つばき2」の老朽化に伴い、令和4年10月から新船(フェリー)「あいしま」を建造しておりまして、このたび、竣工の運びとなり、来賓、主催者合わせて80名の出席の中、竣工式を開催いたしました。

 新船「あいしま」は、フェリーとして、乗客と自動車の両方を運搬、リクライニングイス席、じゅうたん敷きのフロアー席、船内はバリアフリー化され、高齢者などに優しい設備の充実、エンジン馬力の向上など、航海の安全性の向上が図られています。
 旅客定員130名、全長37.7m、総トン数197トン、航海速力14.5ノット。現行船と比べ、大型化、速力がアップしています。
 外観は、相島のスイカと段々畑をイメージしたカラーリングです。

 新船「あいしま」での船旅をお楽しみください。


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 7:30〜17:00  ※令和6年9月30日をもちまして見島航路の乗船予約の受付を終了いたしました。車の積込の予約は各航路とも必要です。)

電話番号:0838-25-2040