見島は「日本で初めて生きたユリヤガイが発見された地」として知られていますが、過去約30年その生息が不明となっていました。ところが本年7月25日、萩博物館は水産大学校などの協力による潜水調査で生貝を再発見し、今も見島に生息していることを確認しました。
今回の調査で再発見されたユリヤガイの生貝
貝殻の部分の長さ:約5mm)
ユリヤガイとは
ユリヤガイは大きさ5mmほどの緑色の小さな貝で、アサリやハマグリのように二枚の殻をもちながら本体(軟体)は巻貝そのものであるという、「二枚の殻をもつ不思議な巻貝」として知られています。